ARTICLE お知らせ・ブログ
2024.05.04 #デザイン
テトリスの対戦を漫画にしてわかったこと
そういえば過去にこんな漫画を描いてました。
近年の対戦テトリスを題材にした「テトリス部」という漫画です。
お気楽に描いたのでいつもより画力が劣ってますが、テトリス対戦の見せ方を試行錯誤した想い入れある作品です。
その作品を作る過程で得た知見などありましたので、備忘録と共有がてらまとめてみました。
そもそもテトリスとは?
古くからあるゲームといえば…そう、「貝合わせ(平安時代の神経衰弱)」だね…!
…という冗談はさておき、別に大衆に愛されはしないが、誰もが知ってる古参のゲームに「テトリス」があるのではないでしょうか?
ゲーム史からみれば、アーケード時代からと古く、後にファミコンで発売され、たまごっちブーム時には、携帯ストラップのゲーム機として販売された時もありました。
ちなみに私はその世代です。
パズルゲームの代名詞でもあるテトリス。
ゲームシステムは、上から落ちてくるミノ(ブロック)を横1列(1ライン:10マス)揃えたら消える。ーというシンプルなゲームです。
ミノは7種類あり、当初(クラシックテトリス)は1/7の確率。今では「ミノが抽選で各種類順々に落ち、7種落ち終わったらまた抽選が始まる」仕様となっています。あるラインまで消すと徐々に落下速度が上昇し、縦ライン(20マス)のデットゾーン(左右横の数マスは対象外)にブロックが触れるとそこでゲームオーバーとなります。スコアアタックで記録を更新の他に、タイムアタックや40ライン消し、対人バトルなど遊び方が増えていきました。
と、ざっとゲームシステムを言語化してみましたが、どうですか?語彙力も相まってヨクワカラナイですよね。
諸々省いての説明でしたが、漫画にする場合やはり図での説明が必須なんですよね。
そう考えるとジャンルの近しい卓上ゲーム?の将棋や囲碁の漫画はどう構成しているんだっけ?などと思考にふけります。
うむ…テトリスはどう見せるか…それを解説する前に…
蛇足:Q.なぜテトリスを漫画に?
A.めちゃくちゃテトリスにハマったからです。
シンプルながらも奥が深いです…
原子単位では、ミノの消し方にも種類(REN、Tスピン)があり、分子単位では、消し方のテンプレがあり、細胞単位でみれば、相手の盤面をみつつ、攻撃の駆け引きがあったり…など完全に実力が試されます。ポケモンバトルもたしなんでますが、ぶっちゃけ一定の思考回数をこなせば上位に行けるんですよね。但し、テトリスは純粋に己の実力が試されるので、タイムアタックを更新した!消し方を発見した!などスキルが上がるごとに変な達成感があります。RPGみたく、レベルが上がった!というイメージですかね。そのため格ゲーみたく玄人向けでもありますが、なんだろう…野球やサッカーなどのスポーツをたしなんでたら、そういう実感があったのかなぁ…と思ってます。(文化部だったので。)
あとはね~昨今はテトリスが熱いです!
「テトリス99」や「ぷよぷよテトリス」、「テトリス エフェクト コネクテッド」など気軽に対戦できるようになりました。みんなフツ―に強いですw(私はもう少しで中級に到達できるレベル)
↑因みに「開幕中空けREN」という技術で負けてます。
(テトリス99からテトぷよ移行後なので、色々ミスってます。)
そんなハマったテトリスですが、スポーツ向けの漫画の公募があり、テトリス=eスポーツだからアリだろうと、思い出参加で描こうとしたのが事の発端です。
((そういえば、テトリス対戦の漫画無いし、「テトリス」の漫画で検索上位になれば嬉しい))といった下心で変なアドレナリンがでてましたね・・・
因みになぜテトリスの漫画が無いのか?
構成が難しい意外に他の理由がありましたが、それは後で説明します…
静止画でのテトリスの見せ方
普通に考えると作画がツライです。
盤面を説明するのにいちいち手書きで描いてられません。
そこで素材を作りました。
これで盤面は見せられそうですね。
但し、模様が細かいのと、無彩色(白~グレー~黒)なので、最小単位で掲載の場合はなんだかよくわからなそうですよね。
なので、盤面を解説する用にもっとシンプルで分かりやすいデザインに変更しました。
それがこちらです。
これなら、一コマに複数掲載して、連鎖など動く盤面を表現できそうです。
漫画は掲載範囲が限られてるからね。
それと、模様で各種ブロックを差別化してます。
無彩色だと色分けが難しいのでね。こちらはGB版テトリスの模様を参考にしてます。
(GBは最小単位での表現が求められます。助かりました~温故知新。)
こうして最低限の表現が可能になりました。
テトリスの説明は一ページに収めてます。
「とんかつDJアゲ太郎」にて1ページ丸々使った解説ページがあったのを思い出し、それを参考にしました。
いっそのことゲームの説明書みたく使ってやろうという魂胆です。

因みに、素材はイラストレーターというソフトで作りました。
これくらいなら初心者レベルで作成できます。
合わせて適当にロゴも作りました。(仕事で提出したら怒られそう…)
いちいち盤面のブロックを設置する手間がありますが、うまいことコードで疑似アプリを作成して、それをキャプチャすることもできそうと思いましたが、実力不足と多分むっちゃ時間かかるのでお蔵入りに。
蛇足ですが、もしeスポーツ系を題材にしたアニメを作るなら、疑似ゲームを作って、場面に合わせて絵面を変える方法がコスパ良さそう。(そのままアプリゲーにしても良し)
編集ソフトではあるけど、オッドタクシーはafter effectを上手く取り入れてましたし。
ハイスコアガールは実写映像だったかな?
※素材を作るにあたり、テトリス解説サイトや動画をむっちゃ参考にしました。
テトリス漫画が無い理由
そんなこんなで完成しました!
・・・画力がねぇ~
でも無事に完成したのでOKです!
ただ問題がありまして、翌々考えると「二次創作」なんです。テトリスって。
これが作品が少ない理由なのかと。
盲点かもしれませんが、「RPGジャンル」でいう「ドラクエ」を題材にすると…二次創作ですよね?
では「パズルゲームのジャンル」でいう「テトリス」は…二次創作になります。
まあ…同人誌という体なら”暗黙の了解”でアリかと思うんですが、商業向けは難しいですかね。
調べてみるとゲーム業界ではテトリスの著作権が厳しく、同じシステム(ミノが全て同じ)でもアウトみたいです。上手いこと類似のゲームもありますが、あのマス目と洗練されたミノの形状は完成されており、そこに新たなブロックを追加するとゲームシステムが崩壊しそうで、中々本家を超えられない気がするんですよね。
そんなこんなで、ちょっとした挫折があり、2、3話構成がありましたがだいぶ遠のきましたw
公式から「あっ漫画全然OKスよ。」と言ってもらえないだろうかなどと思いつつ、デザイン面で勉強になったので、そこで消失感と整合性を保ってます。
イラストレーターで素材を作って、漫画にしてみる。また機会があったらやってみようと思いました。
一応WEB業界ではLP漫画などのジャンルもありますし…
あの~皆さんもテトリスやってみませんか?
おわり。