ARTICLE お知らせ・ブログ

2025.08.02 #日常

定期的に見たくなる作品

たまに作品を見返したくなるときがあるので、備忘録がてら残しておくことにしました。

小説

ひよこの眼

山田詠美による短編小説。文庫では「晩年の子供」に収録。

現代文(高校)の授業で取り上げられた。
ありきたりの青春小説かなと思いきや最後、衝撃の展開で幕を閉じる。当時は今ほど読解力はなかったが、今ではなんとなくメッセージが分かるかなと。当時、読んでいた小説の対談に「切なさ・切ない」の言葉の使い方、難しさみたいな一節があったが、本作は、読み終わったあとに理不尽と切なさが残る。

ぼくは勉強ができない

著者は同じく山田詠美。
個人的には青春小説の金字塔。
端的に「学歴主義へのアンチテーゼ」の作品であり、良い意味で学校生活の常識をぶち壊してくれる。
不意に思い出し読み返してみては発見があるので、まだまだ読解力が足りていないと思いつつ、心が成長したとも実感できる。

さるのこしかけ

著者はちびまるこちゃんで有名な「さくらももこ」。
文才であるエピソードとして、高校3年に書いた作文が「現代の清少納言」と称されたことでも有名。
私の中学の小説デビューとして飾ったのがエッセイ3部作シリーズの「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」である。

とにかく面白い。人を泣かせるより笑わせる方が難しいと言われるが、文章なら尚更。文章のつづり方からワードのチョイス。そして難しい言葉を羅列していない。(中学生でも分かるので)

あまりにもドはまりしたため、中学生当時、”さくらももこ節”を参考に、枠をはみ出るくらい日誌を書いた記憶がある。それを3年弱(受験シーズンは除く)続けたが、変わらず国語の成績は低いまま。ただ、「毒にも薬にもならない」文章を量産できるくらいには力になったと思う。

挫折を経て猫は丸くなった。

架空の小説の書き出し集を公募し、優秀な作品をまとめた一冊である。
いわば書き出し大喜利。
度の一節も、一行には収まらない世界感を感じ、しばらく余韻に浸る。
そして、逆説的にこのように「一文を書く」ことで、作品を生み出せるのではと感じてしまう。

「家出した家」「その炎は灰色だった」…なんかできそう。

兄と母にこの本を進めてみたところ好評で、兄は買うかも~などとほざいていた。
…勝った!(何が?)

…アイデア出しにお勧め。

漫画

アタゴオルシリーズ

著ますむらひろしがライフワークとして長年描き続けたファンタジー漫画。童話作家、鉱物学者でもあった宮沢賢治の影響を強く受ける。出版社を変え、度々タイトルや漫画の構成も変わるが、初心者は「アタゴオル玉手箱」を勧める。目に見えない感情や想いを、ファンタジーの世界で視える表現を確立している。

銀河鉄道の夜(漫画版)

銀河鉄道を語るにはまだまだ若輩者。ますむら氏によるコミカライズであるが、3つのバージョンがある。「銀河鉄道の夜の初期形」「ブルカニロ博士篇」そして「四次稿編」。

メロンコリニスタ

右斜め上のオチである四コマ漫画。
・トイレで読みたい漫画のBEST3位内!
・パラパラとページをめくって開いた箇所から読む漫画BEST3位内!

期間を空けて内容が薄れたあたりにまた読み返せるのが、ローグライクゲームのようで、繰り返し読みたくなります。

映像作品

終末の世界

「カードワース」という、ノベル制作ゲームのようなフリゲー+ゲーム開発ソフト。
「終末の世界」は、作られた世界に迷い込んだプレイヤーが、終末世界から帰還する方法を探すというシナリオ。
著者/(創造者)が投稿したこの「シナリオ」は現在消去されている。
作中滅ぶ運命にあるこの世界をメタ的に表現しており、今は映像作品でしか知りえないのもまた良い。

笑い過ぎて怖くないCoCTRPG

友人たち?との単なる雑談ベースの会話で笑えるは中々ないし、動画にそのようなコンテンツもあまりない。ここまで他人の会話への解像度が高く面白い作品をまだ見つけられてない。
シナリオはあるが、会話で面白いのは普通に関心する。

妹が作った痛い RPGシリーズ

謎のツクラーであり、ニコニコ黎明期から逸脱したシナリオと謎の技術のオンパレードであった製作者。ツクール経験のある私からみても、技術面でツッコミどころはあるのだが、カートゥーンネットワークのような、支離滅裂で展開の読めないシナリオで見入ってしまう。
当時としては、ゲームプレイでシナリオ作品として作品を見せる構成に感動した覚えがある。
一つの作品に、シューティング、サウンドノベル、RPGと滅茶滅茶な作品もあり、個人的に特に印象に残った作品がコレ。

ADVオールタイムベスト「グリム・ファンダンゴ」実況プレイ

当時、steamがまだ無いor浸透してない時代。海外産ゲームはゲーム業界において未開拓な雰囲気であった。そんな中、唯一知る機会が翻訳実況なのであったが、珍しさもの見たさに探して見つけたこの作品が、個人的には抜群に良かった。
現在は、有志の日本語訳パッチでsteamからプレイできる。

前のページに戻る